クマムシ博士のむしブロ

クマムシ博士が綴るドライな日記

むしマガ

むしマガハイライト【Vol. 16, 17, 18】

みなさん、こんにちは。6月最初のむしマガをお届けします。 先週あたりからパリも初夏のような陽気に包まれています。そんな心地良い空の下で、我が家はプチ改装作業をしています。 いや、ただ新しく買った家具を壁に取り付けたりしているだけなんですけど…

むしマガハイライト【Vol. 13, 14, 15】

先週はネット上で起きたひとつの大きな議論に注目していました。それは、虚構新聞というウェブサイトの記事を発端に巻き起こったものです。 ☆橋下市長、市内の小中学生にツイッターを義務化:虚構新聞 タイトルの通り、この記事は橋本大阪市長が市内の小中学…

むしマガハイライト【Vol. 10, 11, 12】

パリはようやく暖かくなってきましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。 先週は、僕の職場の近くのパスツール・カフェでプチクマムシ集会を開催しました。 そもそもは、Twitterで僕をフォローしているドイツの獣医の先生から、パリに行くのでクマムシ…

むしマガハイライト【Vol. 10, 11, 12】

パリはようやく暖かくなってきましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。 先週は、僕の職場の近くのパスツール・カフェでプチクマムシ集会を開催しました。 そもそもは、Twitterで僕をフォローしているドイツの獣医の先生から、パリに行くのでクマムシ…

地上最強の動物クマムシと人類

みなさん、こんにちは。ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか。 今回、ある雑誌に寄稿予定のエッセイをむしマガのゴールデンウィーク特別号として、お届けします。 ちょっと新しい扉を開いた感じの文章に仕上がっているので、楽しんでいただければ…

むしマガ Vol.5 2012年4月30日号 【黒い森の中を抜けた後に待っていた天使】【子泣きじじいに泣かされて】【コブクロ熱唱男子に舌打ち】

みなさん、こんにちは。日本ではゴールデンウィークですが、こちらでは何の休みもなく、平常運転です。正直、日本国住民が羨ましい。 先週の木曜日にアメリカからパリに帰ってきました。帰りはサンフランシスコ→アトランタ→アムステルダム→パリと経由しなが…

むしマガ vol. 4 2012年4月23日号 【サイエンスコミュニケーションで大事なこと】【クマムシの紫外線耐性】【クマムシ論文Nature投稿の裏話】

みなさん、こんにちは。 今、この原稿をアトランタ発サンフランシスコ行きの飛行機の中で書いています。アメリカに来たのは、アトランタで開かれた、NASA主催の宇宙生物科学会議に出席、発表するためです。学会自体は今日終わったのですが、これからカリフォ…

むしマガ vol. 3 2012年4月16日号 【NASAで働くための方法・研究者編】【クマムシが食べるもの】【クマムシの高圧耐性その2】

みなさんこんにちは。日本のほとんどの地域では、葉桜が美しい時期ではないかとお察ししますが、いかがお過ごしでしょうか。 本メルマガの著作権は僕に属しますが、こちらとしてはあまり気にしません。ですので、コンテンツの一部を転送することに関しては、…

むしマガのロゴ決定

先日、金融日記という経済関連の人気ブログでメルマガロゴの募集を行っているのを見て、私もTwitterで「むしマガ」のロゴを募集を呼びかけてみました。 そして、macoさんがかわいいロゴをつくって送ってくれました。 シンプルでゆるくてかわいい、クマムシの…

むしマガ vol. 2 2012年4月9日号 【NASAで働く方法: 学生編後編】【クマムシの魅力と圧力耐性】

みなさま、こんにちは。クマムシメルマガの「むしマガ」第二号目です。本州では桜が満開だー!ということだそうで、ブログやTwitterなどで桜の写真を良く目にします。そんな写真を見るたびに日本が懐かしくなります。 といっても、日本には先月行ってきたば…

むしマガ vol. 1 2012年4月2日号

ついにクマムシメルマガ「むしマガ」が創刊します! むしマガ創刊号をご覧のみなさま、購読登録いただきまして本当に本当に有り難うございます! メールマガジンとはいえ、個人でマガジンを出版できるということ、そして有料にもかかわらずこれだけ多くの方…

まぐまぐにインタビュー記事が掲載されました

4月2日に週刊クマムシメルマガ「むしマガ」がまぐまぐから創刊されます。 創刊前にもかかわらず、すでに多くの方々に購読登録してもらっています。ご登録いただいた方、本当に有り難うございます。 メルマガ創刊にあわせて、まぐまぐに私のインタビュー記事…

クマムシを研究対象に選んだ理由

本エントリは4月創刊のクマムシメールマガジン「むしマガ」創刊前第0号に掲載されたコンテンツを転載したものです。 ・・・・・・クマムシトリビア その0 読者からのクマムシにまつわる様々な疑問に対して堀川が回答します。 ◆質問:クマムシ以外にもワムシ…

NASAで働くための方法

本エントリは4月創刊のクマムシメールマガジン「むしマガ」創刊前第0号に掲載されたコンテンツを転載したものです。 ☆ NASAで働きたい 米航空宇宙局、NASA。言わずと知れた世界最大規模の宇宙開発機関です。2012年の年間予算は177億ドルで、日本円にして1.4…

クマムシ研究日誌

本エントリは4月創刊のクマムシメールマガジン「むしマガ」創刊前第0号に掲載されたコンテンツを転載したものです。 ★★★ クマムシ研究日誌 私がクマムシの研究を初めて10年以上が経ちました。ここでは、これまでのクマムシ研究生活を振り返りつつ、その様子…