むしマガハイライト【Vol. 16, 17, 18】
先週あたりからパリも初夏のような陽気に包まれています。そんな心地良い空の下で、我が家はプチ改装作業をしています。
いや、ただ新しく買った家具を壁に取り付けたりしているだけなんですけどね。
☆━━━━━━━━━━━━━━とあるフランス人大工さん
といっても結構な手間がかかるので、家具を取り付けてくれる方を日本人向けのパリ情報サイトで募集してみました。お小遣い稼ぎをしたい学生さんにでも来てもらえれば、と思っていたのですが、日本人妻をもつフランス人のプロの大工さんに来てもらえることになりました。
この方、さすがプロというだけあって作業が的確で速い速い。しかも僕が気付かなかった配水管の問題を指摘してくれたりと、ものすごく親身に仕事をしていただきました。
そして朝から夜までずっと働き通しというのに、こちらがご飯を差し出しても口にしようとしません。結局口にしたのはコップ一杯の水だけ。
申し訳ないと思い、最初にオファーした日給に色を付け手渡させてもらいました。その後、お礼のメールを日本人の奥さんに送りました。
奥さんからの返信メールには、こう書いてありました......
<本編に続く>
Vol. 16【むしコラム: 有用な情報の集め方】
☆━━━━━━━━━━━━━━英語サイトの情報をとろう
今回から、有用な情報の具体的な集め方をお伝えしていきます。
有用な情報を最も手軽に集める方法、それは海外の、とくにアメリカの英語サイトで情報をとることです。
なぜか。それは、多くのニュース、新しい製品の情報、最新の科学研究成果は、日本以外の国、主にアメリカで最初に発信されるからです。ですので、自分の専門分野だったり馴染みのある分野について紹介しているアメリカのサイトの情報をチェックし、それを日本語で発信すれば良いのです。
☆━━━━━━━━━━━━━━GIGAZINE
日本でほぼ最大手と言ってよい情報系サイト「GIGAZINE」の以下の記事を具体例として、説明しましょう......
<本編に続く>
Vol. 17【クマムシ研究日誌: クマムシのパラダイス銀河】
多摩川河川敷で採取してきたコケにクマムシがいないか、顕微鏡で観察を続けていると、のしのしと歩いているやつが視界を横切った。
そう、クマムシである。
本物のクマムシを見るのは、豊島さんに見せてもらって以来2度目のことだったが、自分が採集してきたコケからクマムシを見つけたときの興奮は、今でも忘れられない。
クマムシは、まるで......
<本編に続く>
Vol. 18【クマムシトリビア:クマムシの種を見分けるポイント】
読者からのクマムシにまつわる様々な疑問に対して堀川が回答します。
◆ 質問:
近所のコケからクマムシを見つけました。何の種類か知りたいので、ぜひ鑑定してもらえないでしょうか?(その3)
◇ 回答:
前回はクマムシの標本作りの話をしました。今回は、クマムシの種を見分けるための観察の主なポイントをお話しします......
クマムシどうしがコケの中でばったり出会ったとしたら、
「そちらの爪、長くてご立派ですね。ヤマクマムシさんのお仲間ですね?」
「いえいえ、そちらさんの爪は小ぶりで粋ですね。チョウメイムシさんのお仲間とお見受けしました」
なんて会話をしているに違いありません......
<本編に続く>
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