納豆菌の真実、政府公式発表のXデー近づく
Image: 203gow
納豆菌。学名、バチルス・サブチリス・ナットー(Bacillus subtilis var. natto)。
納豆菌は栄養源が枯渇すると、芽胞とよばれる休眠状態になる。この芽胞状態では、宇宙空間でも耐えられるほどの不死身ぶりを発揮する。
なぜ納豆菌はここまで異常なほどの高い耐性能力を備えているのか。それは、彼らが地球の生物ではなく、隕石とともに宇宙から地球侵略のためにやってきたエイリアンだからである。これについては、本ブログで訴え続けてきた。
政府もメディアも、この隠された事実を決して公開してこなかった。それどころか、農林水産省は毎年のように納豆に賞を贈り、ワイドショーでは納豆摂取による健康増進を喧伝する。
政府もメディアも、真実を隠蔽し続けてきた。裏で、納豆菌が糸を引いていたためだ。
だが最近、この様子が変わり始めてきた。地上波のテレビ放送でも、納豆菌の真実がカットされることなく放映されるようになったのである。
これは、民間放送のバラエティ番組内で起きた。あるテレビタレントが、はっきりと次のように語っていたのだ。「納豆菌はエイリアンだ」、と。
これはきわめて驚くべき事象だ。大手メディアの中にも、納豆菌による人類全滅の危機を回避すべく、真実を伝えようとする勇敢な日本人がいる。私は、同じ日本人として、とても誇らしく思った。
だが、この番組の続きを見て、私は目を疑った。このタレントは、食卓のおかずに粉末状のものを豪快にまぶし始めたのである。それが、これだ。
なんと、納豆菌だったのだ。そして、納豆菌まみれになった食べ物たちは、さっきまで納豆菌の真実を伝えていたその口の中へと、つぎつぎに運ばれていった。エイリアンと認識している物体を理解していながら、嬉々としてそれらを体内に摂取している。何がどうなっているのか。私は錯乱した。
だが、冷静に考えると、思い当たることがあった。それは、恐ろしい仮説だった。これが、当たってしまったのである。
納豆菌は納豆とともに、体内にとりまれる。納豆を摂取し続けると、納豆が好きで好きで仕方なくなる。毎朝食べないと気分が悪くなるほどに、納豆依存症に陥る。
つまり、納豆摂取者は、納豆菌に洗脳されているのだ。納豆を食べない外国人からは、納豆が腐敗臭を放つ醜い物体としか認識されない。これは、彼らが納豆を摂取していないために、納豆菌による洗脳を受けていないためだ。
納豆菌は摂取されたのちに腸内に居座り、腸内細菌として増殖する。納豆菌に特異的に発現しているナットウキナーゼなどの分子が、複雑な経路を経て脳神経系に作用し、ヒトの嗜好や行動パターンを制御していると推測される。納豆菌摂取者は主体性を失い、納豆菌のお操り人形と化す。
こう考えると、納豆菌の真実を知りながらも、納豆を摂取してしまう矛盾した行動も合点がいく。頭の中で、納豆菌は恐ろしいエイリアンであることを知識として持っていても、納豆菌を摂取する行動を止められないのだ。納豆菌に操られているがために。
これらの事実から、メディア、政府、そして納豆菌の意図がうかがえる。つまり、こうだ。納豆菌の真実が人々に知られたところで、もはや多くの日本国民は完全に納豆菌に洗脳されているため、反勢力にはなりえない。こう考えているのである。だから、大手メディアでも、納豆菌の真実が堂々と伝えられ始めたわけだ。
この説が間違いないことを証明する、さらに戦慄が走る証拠がある。最近になって、あろうことか、納豆菌がエイリアンであることを伝えるメッセージが刻まれた市販の納豆が、日本中に出回り始めたのだ。これが、その決定的証拠である。
納豆のパッケージにはっきりと、書いてある。異様に大きな目を持ち、不気味な緑色の光沢を放つ小人型のものが「宇宙人」であると。
はじめてこれを目にした時、恐怖のあまり、印籠を見せられた悪代官のごとく腰と膝がくだけ、イトーヨーカドー食品売り場の片隅でしばらくのあいだ立ち上がれなくなってしまった。
この納豆が置いてあるのは、スーパーだけではない。Amazonにも置いてある。遠隔で、どこにでもこのメッセージが届けられるようになっている。
これ見よがしに、納豆菌の手先であることで潤っている納豆企業が、全国民に向けてこの恐ろしいメッセージを送っているのである。
かれらは、もはや、何も恐れていない。日本の征服はもう終了したというわけだ。我々は、詰んだ。あとは、この国の支配者が納豆菌であることを、全国民に知らしめていくだけである。
近いうちに、日本国首相、すなわち、納豆菌の下僕代表が、全国民に向けて納豆菌の真実を公式発表するだろう。その瞬間は、日本、世界、そして地球の歴史が書き変わるときだ。
納豆菌の真実が皆に知らされるXデーは、すぐそこに迫っている。
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