バッタ博士の前野氏に関する前回記事のお詫び
前回の記事で、バッタ博士の前野氏のことを取り上げました。そしてその後、ご本人から、この記事が一部事実と異なるという指摘をいただいた。
ご指摘によると、「サバクバッタは人を食べない」こと、「前野氏が食べられたいのは身につけている服」とのことだ。
誤った情報を提供してしまい、サバクバッタと前野氏、そして読者の皆様には多大なご迷惑をおかけした。この場にて、深くお詫び申し上げる (前野氏がバッタの抜け殻を趣味でコレクションしていること、深夜にバッタの卵を観察しながら突然奇声を発したことは実話だ)。
しかし、それと同時に、前野氏にバッタによる被捕食致死願望がないということが分かり、私の大切な友人を失わずに済みそうで安堵した。
ところが、それも束の間、今度はまた別の不安が私の頭をもたげてきた。
ある観光客の女性は、緑色の服を着ていたが故に、その身に付けていた服をサバクバッタに食べられてしまった。しかし、下着まで食べられたかどうかは不明だという。
彼は、サバクバッタに自分の下着まで食べてもらえるように緑色のものを新調している。
バッタ発生のメッカであるアフリカに来て、そして緑色の服も準備できた。 女性観光客を越えるために、パンツも緑色のを持ってきた。
引用元: バッタの大群: 砂漠のリアルムシキング
もし、前野氏が公衆の面前でサバクバッタに着ぐるみはがされ、身体を露出することになれば、公衆わいせつ罪に該当するのではないだろうか。
本人は不可抗力だ、と言い訳するかもしれないが、バッタに食べられるために予め計算して緑色の服を着ていれば、これは正真正銘の計画的犯行に当たる。
そして、モーリタニアはイスラムの国である。日本よりも、はるかに重い罰が下るに違いない。
前野氏が鞭打ちの刑に処されないよう、また、国際問題に発展しないよう、祈るばかりである。