クマムシ
本日より慶應大学で研究活動をすることになりました。こちらでも登場した荒川和晴さんのところで、一緒にクマムシの研究をさせていただきます。このような素晴らしい環境で研究できることになり、たいへん嬉しく思います。 こちらでは上席研究員という何とな…
耐える系キャラクターでおなじみのクマムシさんがはてなブログに引越しました。 クマムシさん日記 ということで、作者である私ともども、このはてなのサービスでお世話になることになります。はてなの皆様、はてなユーザーの皆様、どうか仲良くしていただけ…
各方面で好評いただいている「クマムシさん」。 図1. クマムシさんぬいぐるみS(税込1,480円) クマムシさんのグッズを発売開始してから1年半が経ちましたが、このたび新たに他種(シロクマムシちゃん・占いクマムシ・悪いクマムシ)のグッズを、公式オンラ…
ミドリムシは植物ですか? 虫ですか? II: 羽鳥まりえ 羽鳥まりえ先生によるクマムシ擬人化漫画の第二巻が発売された。前巻に引き続き、今回も巻末に私の名前がアドバイザーとしてちゃっかり載っている。 今回はクマムシよりもミドリムシの方にスポットが多め…
日本全国に増加しつつあるクマムシ・キッズたちのニーズに応えるため、本日よりナショナルジオグラフィックのウェブ上で「クマムシ観察絵日記」の連載を開始します。 クマムシ観察絵日記: ナショナルジオグラフィック クマムシを観察している上で気付いたト…
私が発案しプロデュースしているクマムシキャラクタークマムシさんが株式会社タイトーとライセンス契約を結びました。今年2014年4月より、全国のアミューズメント施設のクレーンゲーム用景品として登場します。 クマムシさんのプロジェクトは科学啓蒙と、私…
・ヒル ヌマエラビルというイシガメの体表に寄生するヒルが、−196ºCもの低温で凍っても生き延びることが分かった。東京海洋大学と農業生物資源研究所の研究グループの研究だ。 A leech capable of surviving exposure to extremely low temperatures: PLoS O…
写真撮影: Kotoneさん 2013年末に神戸ポートアイランドで行われた分子生物学会年会の「2050年シンポジウム」に登壇してきました。この年会は、自分がこれまで参加した国内の保守的かつ閉鎖的な学会とは趣がだいぶ異なるものでした。官僚や政治家を召還した議…
今月末から少し日本に帰国し、色々とイベントに顔を出します。お暇な方は遊びにきてください。まずは、宇宙生物学系イベントから。 日本アストロバイオロジーネットワーク公開講演会「宇宙にいのちを探す」 私もオーガナイザーを務めている国際アストロバイ…
本日11/2と明日11/3に開催されるデザインフェスタにクマムシさんが出展します。ここでしか入手できない、クマムシさんのレアアイテムが満載ですので、ぜひご来店ください。 ・・・・・・ 『デザインフェスタVol.38』 11月2日(土)〜11月3日(日)11時〜19時…
去る9月25日に新宿ロフトプラスワンで行われたクマムシ vs 極限環境微生物ー地上最強生物トークバトルが満員の観客を迎えて行われた(このイベントに至るまでのあらすじはこちら→クマムシ博士から深海を行く微生物ハンターへの反論: ナショナルジオグラフィ…
ナショナルジオグラフィックに、クマムシがいかに最強かを書いて寄稿しました。 クマムシ博士から深海を行く微生物ハンターへの反論: ナショナルジオグラフィック 結論として、単細胞生物の微生物は、科学的にも芸術的にもクマムシの敵ではないということな…
先日、極限環境微生物学者の高井研氏の著書を出版社のイーストプレスから送ってもらった。 微生物ハンター、深海を行く:高井研 本書は高井氏の研究人生のこれまでをドラマティックに、そしてバブリーな表現で綴ったものだ*1。これから研究者を目指そうとす…
このたび、『クマムシ博士の「最強生物」学講座ー私が愛した生きものたちー』という書籍が新潮社から出版された。本書は本ブログとメルマガに執筆したコンテンツの一部を加筆修正し、まとめたものだ。一部、書き下ろしも含んでいる。クマムシさんの表紙が目…
クマムシ党の政見放送: Togetter 史上最強動物クマムシをモチーフとした「クマムシさん」が三次元化されて世に出てから1年が経過した。この間、オンラインショップ「クマムシさんのお店」や日本科学未来館とジュンク堂などをオリジナル・ハビタットとし、ク…
Fig. 1 クマムシさん (イラスト: 阪本かも) 超低温、放射線、高圧、さらには宇宙空間の真空にも耐えられるタフなクマムシ。今回、私 (堀川) たちの研究グループにより、クマムシの紫外線耐性に関する研究報告がオンライン科学ジャーナルのPLoS Oneで発表され…
ついにクマムシが主人公の漫画が世に出た。擬人化したクマムシとミドリムシが活躍する研究漫画である。漫画のタイトルこそ「ミドリムシは植物ですか?虫ですか?」となっているが、私の脳内では「クマムシはクマですか?虫ですか?」と変換されるのでクマム…
以前、このブログでクマムシの採集方法について書いた。今回は「クマムシを飼ってみたい」というマニアックな読者向けに、クマムシの飼育方法を伝授したい。 1000種類以上が知られているクマムシの中で、飼育できる種類はほんのわずかである。クマムシの生態…
体長1ミリメートルにも満たない小さな体に4対の肢をもち、宇宙空間に放り出されても生存できる生きもの。それが私の研究対象、クマムシである。 ヨコヅナクマムシ (写真: 堀川大樹・行弘文子) クマムシは緩歩動物とよばれる分類体系上のグループに属しており…
現在発売中の雑誌BRUTUSの特集「新しい仕事と、僕らの未来」に私のことが掲載されています。橋本麻里さんに取材していただきました。 BRUTUS (ブルータス) 2013年 4/15号 「新しい仕事と、僕らの未来」 アカデミアに軸足を置く研究者が有料メルマガを発行し…
はてなブックマークニュースで、クマムシさんのぬいぐるみプレゼントキャンペーンを実施中です。応募締切は2013年2月18日まで。 マスコットキャラ「クマムシさん」のぬいぐるみを“むきゅーん”と読者プレゼント! 応募は2/18まで ぬいぐるみSサイズ2個セット…
クマムシさんがtwitterで活動を始めてから、もうすぐ1年になります。クマムシさんをデザインしたのは2011年2月で、その後すぐに商標登録をすませました。現在、twitterのフォロワーも1万人を超え、ニュースサイトや雑誌にもちょこちょこ露出するようになって…
12月21日(金)に日本科学未来館で開催するクマムシ観察会では、科学教育に関心のある方の見学を無料で受け付けています。 本観察会に参加することで、今後、科学教育や科学イベントなどでクマムシの採集と観察を行うスキルが身に付くこと受け合いですので、ご…
クマムシをモチーフにしたキャラクターのクマムシさんのてぬぐいを販売開始しました。デザインはmacoさん担当。 全部で6色。このクマムシさんてぬぐい、手をぬぐう他にも、使い方は色々です。 ペットボトル入れや、 ティッシュ箱入れにも最適。 一家に一枚あ…
12月21日(金)に日本科学未来館で、小学生、中学生、高校生を対象としたクマムシ観察会のイベントをAstro_NinjaGurlさんと行います。参加費無料。 本イベントではコケの採集方法からクマムシの観察方法まで、クマムシ博士が伝授いたします。残念ながら大きな…
世の中には天才児とよばれる子どもが稀に存在する。ゲノム解析ツールG-languageの開発者、慶應大学特任講師の荒川和晴氏も、少年時代にきっとそうよばれていたに違いない。 4台のスクリーンで解析作業をする荒川氏 (慶應大学湘南藤沢キャンパスにて) 研究室…
日本のクマムシ研究コミュニティのコラムが、科学雑誌「細胞工学」の11月号に掲載されました。 細胞工学2012年11月号<特集:多才なマクロファージと疾患の関わり> クマムシコミュニティのこれまでの活動の軌跡や今後の展開について書いています。 クマムシ…
クマムシさんのうた 作:堀川大樹 かんぽ かんぽ 緩歩動物 最強アニマル クマムシさん ぱくぱく ぱくぱく ぱくぱくまむし クロレラ イーティング かんぽ かんぽ 緩歩動物 ほっこりレディの クマムシさん てくてく てくてく てくてくまむし きまぐれ ウォーキ…
ポルトガルのポルトで行われた国際クマムシシンポジウムに出席してきました。 3年に一度開かれるこの国際クマムシシンポジウム、私が参加するのは4度目。以前に比べると参加者人数もじわじわ増えてきました。 といっても、今回の全参加者数は79人。国際シン…
今回は先週の「むしマガ」のコンテンツ、クマムシトリビアを公開します。 ★★★★★ 【クマムシトリビア:クマムシはどれくらいの温度に耐えられるの?】 読者からのクマムシにまつわる様々な疑問に対して堀川が回答...の予定だったのですが、今回からクマムシさ…