クマムシ博士のむしブロ

クマムシ博士が綴るドライな日記

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

TRAPPIST-1の系外惑星群について、観測の背景や今後の展望

先日、NASAらが会見で発表したTRAPPIST-1の系外惑星群について、観測の背景や今後の展望について解説した記事を『iRONNA』に寄稿しました。 ironna.jp 記事タイトルは私ではなく編集部がつけたので盛っているかんじですが、興味ある方はご一読ください。『iR…

クマムシさんを預かっていただける書店さん募集

クマムシ本新刊『クマムシ博士のへんてこ最強伝説』が、全国の書店で並び始めました。今回のクマムシ本はゆるマニ系(ゆるくてマニアック系)。おまけでクマムシールもついてきます。 クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説作者: 堀川大樹,ナショナルジオ…

NASAが発表した「TRAPPIST-1の系外惑星群」のインパクト

Image credits: NASA/JPL-Caltech (images used under NASA media usage guidelines) アメリカ時間の2017年2月22日、NASAは系外惑星に関する新たな発見について記者会見を開いた。その新発見の内容とは、「ひとつの惑星系に7つの地球サイズの系外惑星が存在…

NASAの「太陽系外の惑星に関する発見」を予想する

Image credit: NASA JPL/Caltech (images used under NASA media usage guidelines) NASAは2017年2月22日(日本時間は23日未明)、「太陽系外惑星についての新たな発見」について記者会見を開催すると公式サイトでアナウンスした。 www.nasa.gov ・系外惑星…

すでに始まっている「子どもの遺伝子改変」

人類の倫理観を変えつつあるバイオテクノロジー「ゲノム編集」と「ミトコンドリア置換」についての解説記事をウェブ・ジャーナル『ハーバー・ビジネス・オンライン』に寄稿しました。 もしかすると、治療目的で子どもを遺伝子改変することは、10〜20年後には…

【書評】『ヒトの遺伝子改変はどこまで許されるのか ゲノム編集の光と影』イノベーションに突きつけられた、大きな課題

ヒトの遺伝子改変はどこまで許されるのか ゲノム編集の光と影 (イースト新書Q)作者: 石井哲也出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2017/01/08メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る 生殖医療技術と遺伝子改変技術の目覚しい進展により、人…

クマムシール付き『クマムシ博士のクマムシへんてこ最強伝説』を出版します。

クマムシ本新刊『クマムシ博士のクマムシへんてこ最強伝説』を2月下旬に出版します。最強生物クマムシの本なので、本書の帯には「死なない!」がやたら目立っていますが、もちろんクマムシも死にます。それも、意外なくらいにあっけなく。本書ではクマムシの…