クマムシ博士のむしブロ

クマムシ博士が綴るドライな日記

2016-01-01から1年間の記事一覧

クマムシ学研究会プログラム決定

2016年 4月10日(日曜日)、慶応義塾大学日吉キャンパスにてクマムシ学研究会を一般公開で開催します。 第一回クマムシ学研究会 一般聴講参加費は無料。一般聴講に参加される方は、こちらから事前登録をお願いします。 当日のプログラムはこちらです。 会場…

「所さんの目がテン!」でクマムシ特集

3月27日の「所さんの目がテン!」はクマムシとくしゅう。むきゅーーーんhttps://t.co/1SPMTfHj2y pic.twitter.com/3Tye6OkqNV— クマムシさん (@kumamushisan) 2016年3月20日 2016年3月27日(日)の午前7時から「所さんの目がテン!」で「クマムシの科学」と…

クマムシの味を知るには

下の写真が何だか判るだろうかだろうか。ただのノイズではない。 少し拡大してみよう。これなら判るだろうか。けっして、コシヒカリではない。 さらに拡大する。 もうお判りだろう。 そう、クマムシである。一番最初の写真はただのノイズではなく、水中で無…

クマムシ学研究会を開催します

撮影:堀川大樹、行弘文子 最近の我が国におけるクマムシ学研究の著しい盛り上がりを受け、来る2016年 4月10日(日曜日)、慶応義塾大学日吉キャンパスにてクマムシ学研究会を開催します。 第一回クマムシ学研究会 本研究会は一般に公開する形で開催するので…

STAP細胞のルーツは芽胞様幹細胞(スポアライクステムセル)だった

小保方晴子氏が沈黙を破って執筆した『あの日』を読みました。公式の調査結果などと異なり、若山照彦教授が不正を行った張本人であるかのように書かれていました。このあたりの小保方氏の主張の正当性についてはあえて論じませんが、個人的に印象的だったの…

クマムシが30年ぶりに覚醒

南極クマムシAcutuncus antarcticus。©Kazuharu Arakawa 南極で採取され、30年間保存されていたコケの中にいたクマムシが復活したことを報告した論文が出版された。これはクマムシにおける生存期間の最長記録。 Tsujimoto et al. 2015 Recovery and reproduc…