クマムシ博士のむしブロ

クマムシ博士が綴るドライな日記

『クマムシ博士の「最強生物」学講座』のKindle版が出ました

拙著『クマムシ博士の「最強生物」学講座』が出版されてから半年が経過しました。おかげさまで各界で好評をいただいています。

クマムシのゆるキャラを商品化して研究費を捻出しようとする奮闘ぶりも語られる。研究対象並みのしぶとさが頼もしい。

朝日新聞


極低温や真空にも耐える驚異の生物を紹介。過酷な環境に居場所を見つけるしぶとい生き方を見習いたい。

読売新聞


端的に言えば、なんだかむちゃくちゃ面白い生物科学エッセイ、である。

最新の科学トピックを読者に引きつけつつ紹介する話術も実も巧みでわくわくする。

土屋敦氏: HONZ


これは、クマムシ云々というよりは、科学者の個性に唸ってしまった1冊。
目次ページの章タイトルからちょっと変。「クマムシミッション・ハイテンション」「キモカワクリーチャー劇場アゲイン」「ぼくたちみんな恋愛ing」。たぶん、これで、いいのだと思う。


とりあえず私は今のところ、こんな風に宣言した本を他に知らない。

野坂美帆氏: HONZ


商売人は、自分がクマムシになった気持ちで、閉塞状況を打ち破るチャレンジをする必要があるのではないか。そう考えると、ビジネス書としても読める本だと思います。

吉村博光氏: HONZ


最高に面白いです。クマムシの真面目な話からフジツボ貴婦人、お馴染みバッタ博士まで。人間が一番おかしい。

猪谷千香氏


誰かを愛するということはどういうことか。愛の意味を知る一冊でした。

前野ウルド浩太郎氏(バッタ博士)


やっぱ虫研究者はやばいわ。エンタメ性の無いサイエンスアウトリーチはダメでしょうな。

藤川哲兵氏


クマムシや生物学についての知識がなくてもたのしく読める。全然知らないジャンルのことなのに純粋に読み物としておもしろいのがすごい。

ミネコ氏


常識破りの極限生物とその生き様をわんこそば感覚で紹介する本なのですが、同調圧力が強く、単一視点に平均化されがちな今日の日本社会への抵抗の意志に満ちています。文体も良い。

羊谷知嘉氏


この他にも紹介しきれないほど多くの方々から感想をいただきました。ここに御礼申し上げます。


さて、本書は売れ行き好調につき、このたびKindle版も出ました。



【Kindle版】クマムシ博士の「最強生物」学講座ー私が愛した生きものたちー


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