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クマムシ博士のむしブロ

クマムシ博士が綴るドライな日記

むしマガハイライト【Vol. 31, 32, 33】

むしマガ


 こんにちは。パリでは今週末からJAPAN EXPOが開催されます。


 このJAPAN EXPO、ざっくりいうとヨーロッパでのオタクの祭典とでも言いましょうか。日本のアニメやポップカルチャー好きのヨーロッパ人が集まる超大規模イベントです。


 去年の来場者数は4日間で19万人以上。私も行ってきましたが、いやはや驚いたのなんの。

 行く前は、外国人のオタクは日本の本場のオタクに比べてちょっと甘い「なんちゃってオタク」だと思っていたのですが、とんでもない勘違いでした。


 コスプレのレベルからめちゃくちゃ高く、体から溢れ出すオタクオーラも僕のスカウターガ振り切れるほどでした。みんな、間違いなく一流のオタクでした。恐れ入りました。


 今年のJAPAN EXPOには坂本龍一浦沢直樹、そしてきゃりーぱみゅぱみゅなど豪華なゲストが参戦します。過去最大の盛り上がりを見せることは間違いないでしょう。


 そして、我らがクマムシさんもJAPAN EXPOに初参戦しちゃいます。


 来週はクマムシさんによるJAPAN EXPOレポートをお届けする予定ですので、どうぞお楽しみに。


Vol. 31【森山和道インタビューその4「サイエンスコミュニケーションと大学のポジション」】


森→森山
堀→堀川


森: いや、でも、注目されようと思って注目される記事を書けるというのは、それはそれで才能でしょう。それって、なかなかできることじゃない。


堀: そういうものなんですかね?


森: どうなんですか?


堀: うーん、どうなんですかねえ。


森: 結構楽勝でしたか?


堀: いや、そんなことはないです。最初は記事を書いても全然反応がなかったりしました。人気ブロガーの文章を見て、書き方を参考にしていましたね。


森: 今は、どんなことを気をつけて書いてらっしゃるんですか?


堀: 気をつけて書いているのは、まずトピックが幅広い人たちに読んでもらえるか、とかですね。


森: それは、バッタに食べられたい男とか?


<本編に続く>


Vol. 32【クマムシ研究日誌: 背中に深く突き刺さるナイフのような視線】


 ところで以前にも書いたが、市街地でコケや地衣類を採取する姿は、どうしても人目を引いてしまう。

 川沿いなどはあまり人がいなかったが、札幌駅周辺などでコケ採取をしていたときは、通行人からの投げられた好奇の視線が背中にグサグサと刺さった。


 とくに一度、北海道庁前でコケの採取をしていた時には、相当アヤシイ人間に思われた。


 この当時はコケや地衣類を回収する際に、ややナイフに似た金属製のヘラを使っていたのだが、このヘラを持って観光客で賑わう道庁前をウロウロしていた。


 想像してみてほしい。どこかに向かって歩くわけではなく、道路の脇をじろじろ見ながらうろついている、でかいリュックを背負っている青年。彼の右手にはナイフのような道具、そして左手には茶封筒。明らかに普通ではない...


<本編に続く>


Vol. 33【クマムシトリビア:乾燥クマムシは記憶を保持できるか】


読者からのクマムシにまつわる様々な疑問に対して堀川が回答します。


◆ 質問:


 クマムシには何らかの形で学習や記憶が成立するんでしょうか? 学習できるとすると、乾眠の後でその記憶がどうなるか興味深いんですが・・・難しいでしょうね。


◇ 回答:


  今回はプロの研究者の方からの質問をいただきました。


 実はこのトピックは僕もだいぶ前から興味があり、ちょこちょこと遊び半分で実験していました。


 この研究テーマは、自分のテーマの本筋からは若干ずれるため、本腰を入れて研究してきませんでしたが、もし共同研究案件が来たり弟子が来たりジャンボ宝くじの一頭にでも当たれば、ぜひとも取りかかりたい魅力的なトピックです。


 もしクマムシに学習が成立し、その記憶が乾眠状態でもずっと保持されていれば、これはすごいことです。なにせ、記憶を何年も、場合によっては半永久的に保持することができるわけですから。


 それではまず、クマムシに学習や記憶が成立するかどうかについて、お答えします......


<本編に続く>


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