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クマムシ博士のむしブロ

クマムシ博士が綴るドライな日記

学会を出会いの場にしてはどうだろうか


大阪大学の近藤滋教授が2013年度の分子生物学会の大会長を務められるそうで、ご自身のウェブサイトで大会でのイベント案を募集していた。


学会なんかいらないっ??!: パターン形成研究室のホームページ(近藤滋研究室)


若手研究者や大学院生が多く集うこの大会、どんなイベントがこの層にとってお得なのかちょっと考えてみた。言い換えると、彼らの切実な願いを叶えてあげられるイベントはどんなものなのか、ということだ。


若手研究者の抱える二大問題と言えば就職問題と恋愛問題だ。就職問題はしょっちゅう言われている事なので、今ここでは語らない。若手研究者や大学院生の恋愛問題については、あまり語られる事が無いが、かなりの人々にとって切実な問題だろう。


皆、土日も無く朝から晩までずっと研究室にいるような生活を続けているわけだから、出会いの場は研究室というおよそ十二畳の空間に限られてしまう。他の世界とのつながりもないため、波長の合う相手が見つからなければ毎年の新人に期待するしか無いのだが、年にせいぜい1人から数人の入ってこない異性とうまくマッチングする可能性はかなり低い。


このため、若手研究者は自然とハードルを下げて波長が多少合わない相手でも妥協するという戦略をとらざるをえなくなってしまう。投稿される論文が少ないゆえに、クオリティの低い論文を仕方なくアクセプトせざるをえない低IFジャーナルのように。


そこで、学会がこの恋愛問題を解消する役割を担うのだ。就職問題の方は簡単に解決できるようなものではないが、恋愛問題ならば、膨大な会員数を誇る分子生物学会のような大きな組織の力を十分に活かしてある程度解消できるだろう。要するに、お見合いパーティーのようなものを開けばよい。


もちろん、アカデミックなまじめな催しでお見合いパーティーとか合コンとかあからさまな名目のイベントはできないだろうから(個人的にはありだと思うが)、なんちゃら若手勉強会みたいなのをやれば良いだろう。


少人数のグループに分かれて、大会期間中にブレインストーミングで新しい研究テーマをつくり、研究計画を発表するイベントなどはいいんじゃないだろうか。これならグループ交際みたいにして夜も居酒屋で議論という名目の合コンができるし、お互いの距離も接近するから。


そう、ここでのブレインストーミングの意味は、脳のトキメキ・ドリブンによる暴走状態のことなんだ。


ということで、近藤先生、どうでしょうか。


ちなみに私はたぶん分子生物学会には行かないと思うので、これは外野からの意見でご参考までに、ということでお願いします。


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