クマムシ博士のむしブロ

クマムシ博士が綴るドライな日記

『クマムシ研究日誌』、重版出来御礼。

クマムシ研究日誌: 地上最強生物に恋して


重版出来!(1) (ビッグコミックス)


ちょうど1年前に出版した『クマムシ研究日誌』(東海大学出版会)が重版されることになりました。『クマムシ博士の「最強生物」学講座」』(新潮社)に続き、これで単著は2作連続での重版。出版社や書店のみなさま、そして何よりも拙著をお買い上げいただいた方々に厚く御礼申し上げます。


本書の感想を書いていただいた方々にも感謝申し上げます。ここでその一部を紹介させていただきます。

研究対象に注ぐ〈無償の大きな愛〉に圧倒される。
読売新聞

いったい何回クマムシという単語が出てきているのだろうか。彼のクマムシに対する愛はとめどなく溢れてはこぼれ落ち、この本に散りばめられている。
バッタ博士 前野ウルド浩太郎 
砂漠のリアルムシキング

本書から伺える堀川氏の一連の考え方や行動力は、まさに起業家精神(アントレプレナーシップ)に基づいている。
academist代表 柴藤 亮介 
HONZ


柴藤さんと内藤さんとの対談もHONZで掲載されました。

honz.jp

今は作家とかミュージシャンも昔に比べると食えなくなって、イベントをこまめにやったりネットでうまくセルフプロデュースしたりしないとやっていけないとか言ったりするけれど、研究者もそういうものになっていくんじゃないだろうか。
pha
phaの日記


phaさんとも対談させていただきました。

www.gentosha.jp

同じ研究者という生き物として、さまざまな試練にさらされながらも研究を続けようと苦闘する氏の姿に親近感を覚えた
3710920269

甘ちゃんの研究者がだんだん鍛えられてプロになっていく過程はなかなか読ませる。
shorebird 進化心理学中心の書評など

調査対象の飼育システムを確立し、それを研究するだけのサンプル数を稼ぐことができるようにするまでのプロセスがすさまじい。
めもちょう タイの森から石川県へやってきた研究者の生活

研究者だから,つまらない文章だろうと思ったらとんでもない。

よぴきちさん(読書日記)


プチ文壇バー「月に吠える」のWebでも本書についてのインタビューをしてもらいました。


magazine.moonbark.net


Twitterでも多くの感想を寄せていただいています。



『クマムシ研究日誌』をはじめとした東海大学出版会の『フィールドの生物学シリーズ』は大型書店に置いてあるので、実際に手に取ってから購入を検討されたい方は、そのあたりを回っていただければと。以下の書店に置いてあることは確認済みです。


八重洲ブックセンター本店
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丸善丸の内本店
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丸善&ジュンク堂書店渋谷店
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ジュンク堂藤沢店
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丸善多摩センター店
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啓文堂書店 狛江店(実家のある狛江の書店さんに置いてもらいました)
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最後に、ソーシャル校正のよびかけに快くご参加いただいたみなさまに特別の御礼を申し上げます。どうも有り難うございました。


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