クマムシ博士のむしブロ

クマムシ博士が綴るドライな日記

第二回クマムシ学研究会プログラム発表と懇親会のお知らせ

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2017年8月5日(土)に第二回クマムシ学研究会を東京大学本郷キャンパスにて開催します。当日のプログラムも決まりました。今回は全部で19演題となり、前回の14演題から5演題増えました。

第二回クマムシ学研究会プログラム


日時:2017年8月5日(土)12:40〜18:15
場所:東京大学本郷キャンパス理学部二号館四階大講堂

12:20 開場

12:40-12:45 開会の挨拶

12:45-14:30 セッション1

○阿部 渉
ギンゴケに生息する緑色のトゲクマムシ~ニホントゲクマムシの正体は?~

○杉浦 健太, 湊 廣輝, 松本 緑
有性生殖クマムシの交尾行動

○西郷 永希子, 伊藤 麻紀子, 阿部 渉, 久保 健雄, 國枝 武和
乾燥耐性の無いゲスイクマムシの生活史と生存戦略

清家 奈央, 桑原 健太, 福田 恭子, 仲宗根 爽乃, 野末 馨,柴田 今日子, 大久保 真理, 森川 作志, 岡本 晋一, 垣口 貴沙,米村 重信, 西野 有理, 野間有加里, 宮澤 淳夫, 上杉 健太朗, 竹内 晃久, 鈴木 芳生, ○八田 公平
極限環境耐性生物クマムシの組織・細胞・細胞小器官レベルでの放射光mCT・光顕・電顕による統合・相関3D解析

○佐藤 健
鹿児島県霧島のCornechiniscus lobatus(ツノトゲクマムシ)

○大附 祐也
ヨコヅナクマムシのトレハロース代謝

○稲留 直紀
クマムシの窒息仮死誘導過程

14:30-14:45 休憩

14:45-16:20 セッション2

○國枝 武和、橋本 拓磨、堀川 大樹、近藤 小雪、田中 冴、桑原 宏和、秦 裕子、尾山 大明、榎本敦、宮川 清、原 雄一郎、横堀 伸一、小原 雄治、藤山 秋佐夫、荒川 和晴、片山 俊明、豊田 敦
ヨコヅナクマムシのゲノム解読と新規DNA保護タンパク質の発見

○田中 冴、秦 裕子、尾山大明、田中順子、三輪佳宏、豊田 敦、片山俊明、荒川和晴、國枝武和
ヨコヅナクマムシにおけるミトコンドリア局在タンパク質の同定と解析

○近藤 小雪、島津 拓真、國枝 武和
クマムシの乾眠に関わる遺伝子の探索

○福田 庸太, 三浦 良将, Kim Jee Eun, 溝端 栄一, 井上 豪
乾燥耐性を持つクマムシに固有なタンパク質の立体構造解析にむけた取り組み

○柴原 礼良、堀川 大樹、久保 健雄、國枝 武和
雌雄異体のクマムシの乾燥耐性能力とゲノム・トランスクリプトーム解析

○小島 広樹、久保 健雄、國枝 武和(東大・院理・生物科学)
ヨコヅナクマムシ由来細胞の分離法の確立と耐性能力の解析

16:20-16:30 休憩

16:30-18:15 セッション3

○鈴木 忠
【特別講演】雲仙温泉に生息する動物たち

○吉田 祐貴, Georgios Koutsovoulos, Dominik R. Laetsch, Lewis Stevens, Sujai Kumar, 堀川 大樹, 石野 響子, 小峰 栞, 國枝 武和, 冨田 勝, Mark Blaxter, 荒川 和晴
乾眠能力の異なる二種のクマムシの比較ゲノム解析

○荒川 和晴
クマムシは本当に「天然変性タンパクのガラス化によって乾眠する」のか?

○堀川 大樹,西野 綾介, 吉田 祐貴,冨田 勝,荒川 和晴
熱ショックタンパク質はクマムシの乾燥耐性を向上させるか?

○西野 稜介, 吉田 祐貴, 冨田 勝, 堀川 大樹, 荒川 和晴
トランスクリプトーム解析によるヨコヅナクマムシ樽形成の意義の解析

○柴田 笙子, 長井 裕季子, 豊福 高志, 三輪 哲也
東京湾・相模湾の潮間帯におけるクマムシのスクリーニングとEchiniscoides sp.の浸透圧耐性

18:15 閉会の挨拶

18:30~ 懇親会(東京大学伊藤国際学術研究センター内レストラン)


クマムシ学研究会への参加は無料です。参加登録は8月4日までにこちらよりお願いします。


また、研究会終了後は会場近くの東京大学伊藤国際学術研究センター内レストランにて懇親会を開催いたします(原則として東京大学の職員しかふだんは利用できないところだそうです)。クマムシ研究者や他の参加者との歓談をお楽しみください。

懇親会

日時:2017年8月5日(土)18:30〜20:30

会場:東京大学伊藤国際学術研究センター内レストラン ファカルティクラブ


住所:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学伊藤国際学術研究センター

参加費:お一人様5,000円

内容:立食形式での各種料理バイキング、飲み放題付き


どうぞよろしくお願い致します。

クマムシ博士の講演・イベントまとめ

クマムシ博士がこれまでに行ってきた講演やイベントなどの記録をピックアップしてまとめてあります。ここに掲載していない講演会やイベントも多数。講演などのご依頼は horikawadd@gmail.com までどうぞ。


東京大学大学院新領域創成科学研究科講義
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早稲田大学TWINS講義(2017年5月)
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瑞穂町クマムシ講演観察会(2017年3月)
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昆虫大学2016(2016年12月)
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東京弁護士会達成会90周年記念講演会(2016年11月)
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H28学校生活紹介会津学鳳中学校SSH講演会(2016年10月)
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沼口麻子シャークテーブルvol.4(2016年10月)
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山口大学大学院連合獣医学研究科獣医学キャリア形成論(2016年10月)
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つくばサイエンスネットワーク第15回交流会(2016年9月)
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北海道教育研究所講習会(2016年8月)
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慶應義塾大学医学・薬学部合同サマースクール(2016年7月)
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BioClubクマムシ研究会ワークショップ(2016年6月)
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第一回クマムシ学研究会(2016年4月)
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ヤクケンみどり会講演会:クロレラ工業株式会社(2016年4月)
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慶応義塾大学 Keio Spring Science Camp 2016(2016年3月)
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第四回筑波大学GLCNetシンポジウム: これが博士の生きる道(2016年3月)
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サイエンスZEROプレゼンスタジアム2015(2015年12月)
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いきもにあ2015(2015年12月)
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サイエンスアゴラ2015「オープンサイエンス革命」(2015年11月)
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博物ふぇすてぃばる!2015(2015年8月)
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ダーウィンルーム クマムシ講演会(2015年7月)
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クマムシバー月に吠える(2015年7月)
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金沢大学理工学部域理学談話会(2015年2月)
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第3回SPARC JAPAN セミナー(2014年10月)
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総合研究大学院大学第11回生命科学リトリート学生委員(2014年10月)
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京都大学Smips 研究現場の知財分科会(2014年8月)
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堀川大樹×岩崎秀雄×東浩紀「生物学はどこまで自由になれるのか?――DIYバイオの可能性」(2014年7月)
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分子生物学会2050年シンポジウム(2013年12月)
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公開講演会「宇宙にいのちを探す」(2013年12月)
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クマムシVS極限環境微生物(2013年9月)
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ニコニコ学会βむしむし生放送(2013年4月) (撮影: 石澤ヨージ氏)
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クマムシナイト(2012年3月)
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クマムシカフェ・イン・札幌(2012年3月)
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クマムシトークショー・アット・科学未来館(2012年3月)
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春だ!満開!クマムシ祭り(2012年3月)
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クマムシ研究クラウドファンディング、達成御礼

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3月から始めていたクマムシ研究クラウドファンディング、おかげさまで最終的に300人を超える支援者の方から350万円以上が集まりました。小さなクマムシへの大きな投資をしていただいた皆様に厚く御礼申し上げます。そして、今回のクラウドファンディングプロジェクトを周知いただいたメディアや個人の方々にも感謝いたします。


今回のクラウドファンディングは初めてということもあり、だいぶ不安もあったのですが、リアルクマムシ飼育観察キットお食事権といった高額リターンにベットする方も現れ、この世の人情というものに深く触れた気がしました。


ちなみに、クラウドファンディング期間の終盤中には、アイドルグループTOKIOがテレビ番組内で幻の魚「ラブカ」を捕獲したことがニュースになり、これが


「研究者にも予算がつけばいろんな成果が出せるのに」--->「クラウドファンディングで研究を支援できるよ!」


という流れになり、これでさらに支援が集まる結果となりました。ありがたい。風が吹けば桶屋が儲かるのごとく、TOKIOが活躍すると研究予算が集まる、という現象が見られるようです。


さて、リターンの発送は8月以降になりますので、どうかしばしお待ちいただければと思います。クラウドファンディングは終わりましたが、研究はスタート地点に立ったばかり。ここから研究を前に進めていきますので、引き続きよろしくまむしです。

第二回クマムシ学研究会を開催します

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写真:荒川和晴


我が国にてめざましい進展をみせるクマムシ研究。昨年に続き、第二回クマムシ学研究会を来る2017年 8月5日(土曜日)、東京大学本郷キャンパスにて開催します。


第二回クマムシ学研究会


本研究会は一般に公開する形で開催するので、どなたでも参加できます。参加費は無料ですが、こちらから事前登録をお願いします。締め切りは2017年7月31日です。


発表はすべて口頭発表です。発表をご希望の方は、こちらをご確認の上、手続きをお願いします。そのほか、本会についての情報は公式サイトをご確認ください。


なお、前回の模様はこちらの記事をご覧ください。


news.mynavi.jp


皆様のご参加を心よりお待ちしております。


追記:当日のプログラムが決まりました。

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乾いても死なないクマムシの謎。その鍵を握るのは……?

よく聞かれる質問の中に「どうしてクマムシを研究しはじめたんですか?」というものがある。「そのクマムシ帽子はどうやって頭にくっついているんですか?」の次に、頻繁に聞かれる質問である。


クマムシの道に入ったのは、私が大学学部4年生のとき。変わり者だった教授に興味を持ち、その研究室に入ったのがきっかけである。その教授、関邦博さんは「クマムシの超高圧耐性」を初めて発見した人だった。ある日、研究室OBの豊島正人さんが私にクマムシを見せてくれた。


クマムシは可愛かった。


豊島さんは、その可愛いクマムシを乾燥させた。水を失ったクマムシは、空き缶が潰れたような姿になり、まったく動かなかった。だが、水をかけてからしばらくすると徐々に動き始めた。信じられない光景だった。


「可愛くて、強い」。これが、私がクマムシに惹かれた理由だ。


今回は、このクマムシの「強さ」に焦点を当てて論じたい。クマムシは乾燥しても死なず、吸水すると復活できる。この乾燥した仮死状態を、乾眠という。



クマムシは乾眠になると、超低温、超真空、超高圧などの極限環境に耐えることができる最強モードになる。クマムシは乾眠に移行するとき、体内の水分が80%から3%以下にまで低下する。カチカチの鰹節でも、15%ほどの水分がある。クマムシがいかにカラカラかがわかるだろう。当然ながら、私たちがこんなふうにカラカラになってしまえば、水を吸ったとしても生き返ることはない。


通常、細胞から水がなくなると、細胞膜が壊れたり、タンパク質などの生体物質の構造が崩れてしまう。いったんそうなると、水が与えられても、元に戻ることはない。つまり、生命活動が再開せず、死んでしまう。


クマムシは動物であり、多細胞生物である。我々と同じように神経や筋肉といった組織をもつ。つまり、乾眠のクマムシ体内ではこれらの組織もカラカラになっているが、何らかのしくみで壊れないように守られているわけだ。カラカラになっても乾眠になって生き延びられるクマムシには、極端な乾燥ストレスから細胞を守る仕組みがあるはずだ。


クマムシの細胞を守る実体として最初に提唱された物質が、二糖類のトレハロースである。センチュウやネムリユスリカなどクマムシと同様に乾眠する動物では、乾眠時にこのトレハロースが体重の15〜20%ほど蓄積されることが知られていた(1)。


トレハロースは乾燥した細胞の中で水の代わりに生体分子と相互作用したり(2)、ガラス化とよばれる状態を作り出し細胞の構造を保持する働きがあると考えられている(3)。クマムシの一種カザリヅメクマムシ(Richtersius coronifer)でも、乾眠移行に伴ってトレハロース蓄積量が20倍以上になることから、やはりクマムシの乾眠にもトレハロースが重要な働きをもつものと思われた(4)。


だが、カザリヅメクマムシでは乾眠時のトレハロース蓄積量が体重の2%ほどと比較的少ない。さらに、トレハロースを全く蓄積しないクマムシの種類も見つかり(5)、「トレハロース説」はクマムシの乾眠メカニズムをうまく説明できないことがわかってきた。


時が経ち2010年代に入ると、我々が飼育実験系を確立したヨコヅナクマムシ(Ramazzottius varieornatus)(6)をはじめとした数種のクマムシのゲノム解析が進み、クマムシの乾眠メカニズムを解析するための分子基盤が整備されてきた。そして2012年、クマムシに特異的なタンパク質であるCAHS(Cytoplasmic Abundant Heat Soluble)タンパク質とSAHS(Secretory Abundant Heat Soluble)タンパク質が、ヨコヅナクマムシから見つかった(7)。


通常、タンパク質は熱すると凝集してしまうが、CAHSタンパク質とSAHSタンパク質は高温でも凝集しない。水に溶ける能力(親水性)がきわめて高い特徴がある。これらのタンパク質は水に溶けている時は決まった立体構造をとらないが、乾燥するとコイル状の構造(αヘリックス構造)をとり、細胞内外の生体分子と相互作用することで乾燥した細胞を保護しているのではないかと考えられた。


さらに、ヨコヅナクマムシには細胞のミトコンドリアに局在するLEAMタンパク質とMAHSタンパク質も確認された(8)。これらもクマムシ以外の生物では見つかっていなかったタンパク質であり、乾燥した際にミトコンドリアの構造を保つ働きがあると推測される。


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ヨコヅナクマムシの乾眠に関わると考えられているクマムシ固有タンパク質


クマムシ特異的に見られるこれらのタンパク質は、乾眠に重要な働きをもつと思われるが、「確実にそうだ」とは断言できない。クマムシの遺伝子の働きを抑えるなどしてこれらのタンパク質の合成を抑えたときに、クマムシが乾眠に入れなくなったときにようやく、これらのタンパク質がクマムシの乾眠メカニズムにかかわっていることを主張できるからである。また、この主張をするためには、クマムシのこれらのタンパク質をコードする遺伝子を他の生物や細胞に入れたとき、乾燥耐性の向上を確認するのも一つの手だ。


クマムシの遺伝子操作は長い間確立されてこなかったが、2013年にノースカロライナ大学の研究グループがドゥジャルダンヤマクマムシ(Hypsibius dujardini)にRNA干渉法を適用できることを示した(9)。RNA干渉法は、短い二本鎖RNAを細胞内に送り込み、遺伝子の転写産物であるmRNAに干渉し、目的のタンパク質を作らせなくする技術であり、発見者のFire博士とMello博士は 2006年にノーベル生理学・医学賞を受賞している。


2017年、ノースカロライナ大学のグループは、ドゥジャルダンヤマクマムシの2つのCAHSタンパク質遺伝子と1つのSAHSタンパク質遺伝子の発現を抑制すると、乾燥耐性が有意に低下することを報告した(10)。さらにこのグループは、複数あるCAHSタンパク質遺伝子のうちのいくつかを大腸菌や酵母に入れ、乾燥耐性を向上させることにも成功した。


これら実験結果から、これらのタンパク質が、ドゥジャルダンヤマクマムシの乾燥耐性獲得に関わっていることが示されたのである。ただし、この研究報告ではRNA干渉法によりクマムシの遺伝子発現が実際に抑えられているかを確認していなかったりと、データの妥当性に不十分な点もある。


今後、CAHSタンパク質やSAHSタンパク質をはじめとしたクマムシの乾眠関連候補因子の働きを知るために、私はクマムシでのゲノム編集技術CRISPR/Cas9法を確立し、解析を進めていく予定だ。RNA干渉法ではターゲットの遺伝子の発現を完全には抑制できないし、その抑制も一過性のものだ。その一方で、ゲノム編集技術では標的の遺伝子を破壊できるため、遺伝子の働きを完全に失わせることができると期待される。


クマムシにおけるゲノム編集技術応用の報告はまだないため、この技術の確立は一から進めていかなければならないが、クラウドファンディング支援を生かしてぜひとも確立させ、「乾いても死なない」クマムシの強さの謎を少しでも解明していきたい。


参考文献


1. Watanabe M (2006) Anhydrobiosis in invertebrates. Applied Entomology and Zoology 41: 15-31.


2. Crowe JH, Carpenter JF, Crowe LM (1998) The role of vitrification in anhydrobiosis. Annual Review of Physiology 60: 73-103.


3. Sakurai M, Furuki T, Akao KI, Tanaka D, Nakahara Y, Kikawada T, Watanabe M, Okuda T. (2008) Vitrification is essential for anhydrobiosis in an African chironomid, Polypedilum vanderplanki. 105: 5093–5098.


4. Westh P, Ramløv H (1991) Trehalose accumulation in the tardigrade Adorybiotus coronifer during anhydrobiosis. Journal of Experimental Zoology 258: 303-311.


5. Hengherr S, Heyer AG, Koehler HR, Schill RO (2008) Trehalose and anhydrobiosis in tardigrades — evidence for divergence in responses to dehydration. FEBS Journal 275:281-288.


6. Horikawa DD, Kunieda T, Abe W, Watanabe M, Nakahara Y, Yukuhiro F, SakashitaT, Hamada N, Wada S, Funayama T, Katagiri C, Kobayashi Y, Higashi S, Okuda T (2008) Establishment of a rearing system of the extremotolerant tardigrade Ramazzottius varieornatus: a new model animal of astrobiology. Astrobiology 8: 549-556.


7. Yamaguchi A, Tanaka S, Yamaguchi S, Kuwahara H, Takamura C, Imajoh-Ohmi S, Horikawa DD, Toyoda A, Katayama T, Arakawa K, Fujiyama A, Kubo T, Kunieda T (2012) Two novel heat-soluble protein families abundantly expressed in an anhydrobiotic tardigrade. PLoS One 7: e44209.


8. Tanaka S, Tanaka J, Miwa Y, Horikawa DD, Katayama T, Arakawa K, Toyoda A, Kubo T, Kunieda T (2015) Novel mitochondria-targeted heat-soluble proteins identified in the anhydrobiotic tardigrade improve osmotic tolerance of human cells. PLoS One 10: e0118272.


9. Tenlen JR, McCaskill S, Goldstein B (2013) RNA interference can be used to disrupt gene function in tardigrades. Development Genes and Evolution 223: 171-181.


10. Boothby T, Tapia H, Brozena AH, Piszkiewicz S, Smith AE, Giovannini I, Rebecchi L, Pielak GJ, Koshland D, Goldstein B (2017) Tardigrades use intrinsically disordered proteins to survive desiccation. Molecular Cell 65:975-984.


※本記事はacademist Journalへの寄稿記事です

クラウドファンディング・セカンドゴール達成とお食事同伴追加スペシャルゲストのお知らせ

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3月に開始したクマムシ研究クラウドファンディングも、ファンディング期間がのこりわずかとなりました。当初目標としていた支援額の200万円が10日間で達成し、セカンドゴールの300万円もおかげさまで達成しました。現時点で266名もの支援者の方々から総額320万円以上のご支援をいただいています。


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多くの方からご支援をいただき、改めてこの場を借りて御礼申し上げます。各リターンも制作準備が着々と進んでいますが、お届けまでは今しばらくお待ちください。下はクラウドファンディング限定リターン『かんみんシロクマムシちゃんぬいぐるみS』とそのタグ。


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今回のクマムシ研究クラウドファンディングでは限定ぬいぐるみなどさまざまなリターンプログラムを用意しました。その中には20万円の『リアルクマムシ飼育観察キット』30万円の『クマムシ博士と高井研博士とのお食事会』など、高額すぎて「誰がそんなの購入するんだよw」と言われたリターンプログラムもありました。


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ところが蓋を開けてみると、20万円の『リアルクマムシ飼育観察キット』を2名、そして30万円の『クマムシ博士と高井研博士とのお食事会』を1名の方に購入いただきました。世の中にはきっぷのよい方がいるものです。『リアルクマムシ飼育観察キット』は残り3名、『お食事会』は残り1名のみ空き枠が残っています。ちなみに『お食事会』購入者には『リアルクマムシ飼育観察キット』ももれなくついてきます。


さて、ここで今回のクラウドファンディングのリターンについて最後のお知らせがあります。30万円の『お食事会』プログラムですが、さらに追加で素敵なスペシャルゲストの同伴が決まりました。慶應義塾大学先端生命科学研究所准教授の荒川和晴博士です。


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荒川博士はクマムシの生物学にも深く関わっており、オンラインサロン「クマムシ博士のクマムシ研究所」でもいつも鋭いツッコミを入れてくれています。そんな荒川博士に今回の食事会に特別に参加してもらえることになりました。荒川博士についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事を参照ください。


horikawad.hatenadiary.com


さらにさらに。もう1名のスペシャルゲストの同伴が決定しました。復顔師の戸坂明日香博士です。


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戸坂博士は頭蓋骨に粘土をつけて生前の顔を復元する「復顔」の研究で博士号を取得。縄文時代から現代までの日本人の頭蓋骨から顔を復元することで、日本人の顔がどのように変化を遂げてきたかを調べています。


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戸坂博士も以前、クラウドファンディングに挑戦し、成功した経験をもっています。


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実は、私も出演した2015年のNHK『サイエンスZEROプレゼン大会』に戸坂博士も日本科学未来館科学コミュニケーター代表として出演していました。それがきっかけで知り合い、今回のゲスト参加を引き受けてくれたわけです。ちなみに、放映時の戸坂博士のユニークな一人芝居プレゼンについて、高井博士と荒川博士はそれぞれ次のようにコメントしていました。




お食事会を購入された方には、この4名の博士が同伴しておもてなしいたします。それぞれ専門ジャンルが違うので、多岐にわたる話が聞けること請け合い。


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クマムシ研究クラウドファンディングも残りわずかですが、限定リターンなどこの機会にしか購入できないアイテムもあるので、ご希望の方はお早めにどうぞ。


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アカデミストでクマムシチャンネル生放送

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現在、academistにて開催中のクマムシ研究クラウドファンディング。残り期間がわずかになってきましたが、おかげさまでもうすぐセカンドゴールの300万円を達成しそうです。5月12日の21時より、同じくacademistにてクラウドファンディング挑戦中の慶應義塾大学のジョゼフィーヌ・ガリポン特任助教をゲストにクマムシチャンネル生放送をacademistのオフィスから行います。


live.nicovideo.jp


ジョゼフィーヌ・ガリポン博士といえば、おそらく人類史上初めて大量のクマムシを食べた人。放送ではクマムシからその他研究のことまでなんでも聞いてください。


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【関連記事】

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『リアルクマムシ飼育観察キット』をクラウドファンディングでゲットしよう

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現在開催中のクラウドファンディング「最強生物クマムシの耐性の謎をゲノム編集で解明する!」が、おかげさまで第一目標だった200万円を超えたため、第二目標の300万円に向けて新リターンのプログラムを追加します。


新リターンの内容は、世界でも珍しい『リアルクマムシ飼育観察キット』。自宅で最強生物ヨコヅナクマムシを飼育し観察できるキットです。このリターンを購入できるのは先着5名様まで。ぜひクマムシを育てて増やして愛でてみてください。


『リアルクマムシ飼育観察キット』に入っているアイテムのラインナップは、以下のとおり。


1. 乾眠ヨコヅナクマムシ


乾眠しているヨコヅナクマムシを合計60匹をご提供します。20匹が入ったシャーレが3つ届きます。全部で3機。スーパーマリオでいうところの「×3」です。


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シャーレの中の実際の乾眠ヨコヅナクマムシ20匹は、下の写真のようになっています(250倍で撮影)。


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カラカラに干からびている乾眠ヨコヅナクマムシは、水ををかければ復活します。


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下の動画のように、カラカラのクマムシが動き出す神秘的なようすをリアルタイムで観察できます。



まずは「×1」のシャーレにいるヨコヅナクマムシから復活させ、残りの「×2」と「x3」のシャーレは冷凍庫に保管しておきます。


もし「×1」のクマムシが全滅したら、「×2」のクマムシを、「×2」のクマムシも全滅してしまったら、「x3」のクマムシを復活させてください。


ところで、これらのヨコヅナクマムシは、クマムシ博士が自ら丹念に育てたメスたちです。


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もちろん、ひとつひとつのシャーレにクマムシを入れて乾眠させる作業も、クマムシ博士が行います。すべては、ご支援をしていただいた、あなたのために。


2. 生クロレラ


ヨコヅナクマムシの飼育に欠かせないごはん、生クロレラ。この生クロレラは、クロレラ工業株式会社の生クロレラV-12です*1


シャーレにこの生クロレラを付属のスポイトでかけます。うまくいけば、ヨコヅナクマムシは生クロレラを食べて育ち、卵を産んで増えていきます*2


シャーレ内のクロレラ水は1週間に1度、スポイトで吸って捨てて、フレッシュな水と生クロレラに交換します。なお、生クロレラの消費期限は冷蔵庫で30日間ですが、本リターンの購入者には、6ヶ月間にわたり毎月生クロレラを郵送でお届けします。詳しい飼育のやり方は、付録の説明書をお読みください。


3. 双眼実体顕微鏡
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体長0.4ミリメートル以下の小さなヨコヅナクマムシの観察に欠かせないのが、実体顕微鏡。本リターンには、クマムシの観察に最適な新日本通商株式会社の双眼実体顕微鏡がついてきます。2タイプの接眼レンズで、20倍あるいは40倍での観察が可能。


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また、照明は上方からの落射光と下方からの透過光を切り替えることができます。


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LEDライトなので、とてもクリアに観察しやすい。また、発熱がおこりにくいので、ステージ上にシャーレを置いても、クマムシへの熱の影響を抑えることができます。


さて、本リターンの気になる支援額は20万円。先着5名様まで。なお、本リターンは『クマムシ飼育観察キット』の他に、『サイン付き『クマムシへんてこ最強伝説』』『限定かんみんシロクマムシちゃんぬいぐるみS』『クマムシさんぬいぐるみL』『オンラインサロン『クマムシ研究所参加権』1年分』『論文謝辞にお名前掲載権』も含んだ価格です。


『サイン付き『クマムシへんてこ最強伝説』』『限定かんみんシロクマムシちゃんぬいぐるみS』『クマムシさんぬいぐるみL』
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『オンラインサロン『クマムシ研究所参加権』1年分』
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『論文謝辞にお名前掲載権』
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これよりも上位のリターンプログラム『クマムシ博士とスペシャル研究者たちとのお食事権』にも、この『クマムシ飼育観察キット』はついてきます。こちらもあと1名の空きがあるので、お早めにどうぞ。


ぜひこの機会にクマムシブリーダーとなり、そして、クマムシ研究をご支援いただければ幸いです。購入はこちらからどうぞ。


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*1:この生クロレラはクロレラ工業からクマムシ博士が受け取ったものを開封後に分与する形になるため、品質保証の責任はクロレラ工業にはございませんので、ご了承ください。

*2:ヨコヅナクマムシは20〜25度の範囲内の温度で飼育することが望ましく、これよりも低温や高温になると育ちにくくなるので、ご了承ください。

クラウドファンディング目標額達成とお食事同伴スペシャルゲストのお知らせ

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学術系クラウドファンディングサイト「academist」3月2日に開始したクマムシ研究クラウドファンディングが、当初の目標額の200万円に達成しました。本クラウドファンディングにご支援いただいた200名を超える支援者の皆様に、厚く御礼申し上げます。


最強生物クマムシの耐性の謎をゲノム編集で解明する!:academist


これらのご支援をいただいたみなさま全員の力をお借りして、クマムシ研究を推進していきます。支援者全員がクマムシ研究チームの一員です。研究成果をご報告できる日を楽しみにしています。


10日間で200万円を達成したのは、「academist」で行ったクラウドファンディングのプロジェクトで、最速記録だそうです。予想を上回るスピードで第一目標を達成したため、セカンドゴールとして300万円を設定します。追加分の支援は、さらなる実験のための試薬などの購入に充てます。これにより実験回数を増やせれば、それだけ成功に近づくことができます。引き続きよろしくお願い致します。


今回の目玉リターンである12000円のクマムシ福袋(「クラウドファンディング限定かんみんシロクマムシちゃんぬいぐるみ」「クマムシさんLサイズぬいぐるみ」「サイン付クマムシへんてこ最強伝説」「サイエンスカフェ」)は限定100個がすべて完売してしまったので、同福袋を15000円(100個限定)でさらに提供させていただきます。


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また、30万円の「クマムシ博士とお食事権」ですが、新たに追加スペシャル同伴ゲストが降臨することになりました。


それは、国立研究開発法人海洋研究開発機構深海・地殻内生物圏研究プログラム・プログラムディレクターにして、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞、チェンジメーカー・オブ・ザ・イヤー2012など数々の受賞歴に輝き、毒舌のダウンタウンから「口の悪いやっちゃな!」と評される、日本が世界に誇る微生物学者、天才(自称)高井研氏です。


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高井氏についてご存じない方は、こちらをご参照ください。


goo.gl

goo.gl


これまでクマムシを目の敵にしてきた高井氏ですが、ちょっとした経緯があり、今回、高井氏のご厚意で、本クマムシ研究クラウドファンディングプロジェクトにご協力いただけることになりました。ご本人から、今回の参加に際し、以下のようメッセージもいただいています。

おう、クマムシ芸人!クラウドファンディング、調子いいのう!でもキミ、アレね。ちゃんと自分のブログでも研究計画のサイエンスな説明をしているのが、いいね。見直したわ。


オレ様も協力したる。お食事、一緒に出てもええで。ただし、購入者は20代女性限定な!がははは!!!


もちろん、20代女性でない方も大歓迎です。なお、20代女性以外の方が食事権を購入した場合は、華奢な早稲田大学先進理工学部の岩崎秀雄教授がギャルの装いで同席することになってしまうとか、しまわないとか。


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spork.jp


さて、どうなってしまうのでしょうか。いずれにしても、なかなかないタイプの食事会になると思われるので、奇特な方にはぜひ本リターンにベットしていただければと思います。ちなみに、食事代は、こちらで持ちます。


近日中に、さらに魅力的な追加リターンも告知する予定なので、引き続きよろしくお願い申し上げます。


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クマムシ研究クラウドファンディングの支援者が150名になりました

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現在、クラウドファンディングサイト「academist」で、クマムシ研究プロジェクトの支援を募っています


最強生物クマムシの耐性の謎をゲノム編集で解明する!


クラウドファンディング開始から5日間が経過し、ご支援いただいた方の数が151名になりました。目標達成率は86%に。この151名の皆さまに心より御礼申し上げます。


限定100個のクマムシ福袋リターン(「限定かんみんシロクマムシちゃんぬいぐるみS」「クマムシさんぬいぐるみL」「サイン付き『クマムシ博士のクマムシへんてこ最強伝説』」「クマムシ博士サイエンスカフェ参加権」)は、なんとこの5日間で完売してしまいました。


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そこで、クマムシ福袋と同じ内容のリターンを、さらに100個限定で追加しました。


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こちらの価格は15,000円。初回の福袋よりも価格が高くなっていますが、それでもまだお得感はじゅうぶんにあります。初回の福袋をゲットし損ねた方は、こちらの購入をご検討ください。


なお、academistのサイトで使えるクレジットカードの種類が限られていますが、銀行振込も可能なので、 その場合はacademistの方( info@academist-cf.com )までご連絡ください。


それでは引き続きよろしくお願いいたします。


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クマムシ研究クラウドファンディングの支援者が100名になりました

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academistで行っているクマムシ研究クラウドファンディング、3月2日にスタートしてから3日間が経過し、ご支援いただいた方の数が100名になりました。


最強生物クマムシの耐性の謎をゲノム編集で解明する!


100名の皆さまに心より御礼申し上げます。


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クマムシ研究クラウドファンディングに2日間半で100万円のご支援をいただきました

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3月2日にスタートしたクマムシ研究クラウドファンディングが、開始2日間半で100万円の支援が集まりました。


最強生物クマムシの耐性の謎をゲノム編集で解明する!


これで目標金額200万円に対し50%の達成率となりました。うーん、嬉しいですね。ご支援いただいた皆様、どうも有難うございます。


とくに限定100個の12000円のリターン、「限定かんみんシロクマムシちゃんぬいぐるみS」「クマムシさんぬいぐるみL」「サイン付き『クマムシ博士のクマムシへんてこ最強伝説』」「クマムシ博士サイエンスカフェ参加権」のクマムシ福袋は、すでに67個が購入されています。残りは33個。あと2〜3日で完売する勢い。


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たくさんのご支援の他にも、うれしいことに研究者の方や企業からもコンタクトをもらっています。ただ、目標達成をしなければこのプロジェクトは成立しないので、引き続きどうぞよろしくお願いします。


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トトロの里、瑞穂町でクマムシ講演と観察会を開催。

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2017年3月12日(日)、東京都瑞穂町の郷土資料館でクマムシ講演会とクマムシ観察会を行います。参加費無料、子ども大歓迎。瑞穂町は『となりのトトロ』の舞台といわれる狭山丘陵の西に位置する牧歌的な町。


この講演会、「人をダメにする超巨大クマムシさん」も特別に参加します。


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定員110人ですので、参加申し込みはお早めに。場所や申し込み方法の詳細はこちら。

「最強生物クマムシを知ろう」

場所:東京都瑞穂町郷土資料館けやき館(多目的室・体験学習室)

開催日:2017年3月12日(日)

時間割:
12:30     開演
13:00〜14:00 講演 
14:45~15:30 観察会

定員:110人

申し込み方法:瑞穂町図書館にメール toshokan@town.mizuho.tokyo.jp か電話 042-557-5614 で予約


みなさんのご来場をお待ちしています。

NHK『あさイチ』にクマムシと出ます

3月2日(木)のNHKの情報番組『あさイチ』にクマムシがちょこっと出てきます。慶應義塾大学先端生命科学研究所が取り上げられる中で、クマムシ研究グループも取材を受けました。8:15から9:00の間のどこかで出てくるようです。


www.kumamushikansatsu.com

JAPA-NAVI 山形・庄内地方|NHKあさイチ


クマムシとは関係ないですが、『あさイチ』アナウンサーの有働由美子さんといえば、シドニーオリンピック柔道男子100kg超級決勝の疑惑の判定後に涙を流しながら原稿を読んでいたのがとても印象に残っています。


クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説

クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説

  • 作者: 堀川大樹,ナショナルジオグラフィック
  • 出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社
  • 発売日: 2017/02/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る


クマムシールがついてくるクマムシ本新刊『クマムシ博士のクマムシへんてこ最強伝説』も好評発売中。よろしくまむしです。


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クマムシさんを預かっていただける書店さん募集

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クマムシ本新刊『クマムシ博士のへんてこ最強伝説』が、全国の書店で並び始めました。今回のクマムシ本はゆるマニ系(ゆるくてマニアック系)。おまけでクマムシールもついてきます。


クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説

クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説

  • 作者: 堀川大樹,ナショナルジオグラフィック
  • 出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社
  • 発売日: 2017/02/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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アマゾンなどで予約注文をしていただいた方にも、そろそろ発送が始まるころですので、しばしの間クマムシさんを揉みながらお待ちください。


ところで今回は、全国の書店さんに、クマムシ博士と出版元のナショジオから、下記のとおりお願いがあります。



クマムシさんの存在は書籍売上のみならず、店舗イメージアップにも貢献すると思われます。ということで、もし『クマムシ博士のへんてこ最強伝説』の販売に際し、クマムシさんキーチェーン付きポップを設置していただける書店さんは、ぜひナショジオのツイッターアカウントまでメンションかDMでご連絡ください。


それでは、どうぞよろしくお願いします。


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